特殊効果演出のBCP
2024年11月1日
ニュースレター 2024年11月号(VOL.47)特殊効果演出のBCP
最適の組織をつくる道しるべ
代表取締役 小峰 聖
特殊効果演出業はニッチな産業ですが、特定のニーズに安全かつ確実にお応えする使命を帯びています。そこで重要なのが組織のチカラ。組織とはただの集団ではなく、独自の目的や理念を共有しつつ、欲しい未来の成長を目指すもの。成長への道を正しく進む上で、守るべきルールやガイドラインが指針となります。
「当社の事業の根本は?」「最も力を発揮できる強みは?」など、最適の組織を模索しつつ、社員と共有したい組織ガイドブックを制作しているところです。
特殊効果演出のよくいただく質問
特殊効果演出の最中に異常事態が発生したらどうしますか?
当社が考える「危機管理対策」についてシリーズでお伝えします。
その2.リスク管理対策①事故とその要因
リスク管理に関わる言葉の定義から考えてみましょう。
まず、「事故」とは「アクシデント」、つまり、予期せず起こり、人や物に損害をもたらした出来事のこと。一方、事故につながる可能性はあったが実際には至らなかった事象を「インシデント」と言います。これらは結果が異なるだけで、いずれもリスクとなります。
また、労働安全の分野では、「事故」とは作業現場で物などが破壊される事象を言い、人的被害が及ぶ事象を「災害」と呼びます。
こうした事故や災害を回避するためには、これらの事象が発生する基本原因を分析し、対策を検討する必要がありますが、原因を以下の4つの分類 1)ヒト、2)モノ(機械・設備)、3)メディア(作業・環境)、4)マネジメント(管理状況)に分けて考えることで、本質的な要因を見つけることが容易となります(4M分析)。
労働災害のリスクを考えるとき、「ハインリッヒの法則」は意識すべき経験則の一つです。
図に示す通り、1件の大きな事故・災害の裏には、29件の軽微な事故・災害があり、さらにその背後には300件のヒヤリ・ハット(ヒヤリ、あるいはハッとした事故寸前だった事例)が隠れている、という法則です。
日本特殊効果演出協会では、特殊効果業に携わるすべての方の安全力を高める学習機会をご用意しています。
第2回大読者調査報告
9月号掲載の大読者調査へのご回答をまとめると、次のようになりました。
- 酸京クラウドをどのくらい薦めたいですか? 推奨度(0~10)
- →回答平均値は「9」となりました。
- 弊社の良い点は?
- →まとめますと、「相談への対応、対応の速さ、機材メンテナンスサポート」の3点に。
- 改善が必要な点は?
- →まとめますと、「連絡をもっと取りやすくする」
- ニュースレターへの要望
- →まとめますと、「エラーやトラブル対策、演出実例などの最新情報」
当社では、この調査結果を踏まえ、コミュニケーション体制の強化を図ります。
また特殊効果演出に関するあらゆる知識と経験をもって対応できるスペシャリスト、特殊効果コンシェルジュを育成していく所存です。
調査へのご協力に心より御礼申し上げます。
1分間アンケートのお願い
Q:ニュースレターの内容は読みやすかったですか?
Q:11月号で最も気に入った記事は?
Q:本誌で取り上げて欲しい情報やトピックは?
質問は3つ。サクッとご協力いただけると嬉しいです。
アンケートはこちら↓↓
アンケートはこちら
ご回答は10/31(木)まで