2025年から未来につなぐ
2024年12月1日
ニュースレター 2024年12月号(VOL.48)2025年から未来につなぐ
世界情勢の変化と影響
代表取締役 小峰 聖
2024年は「政治の年」日本だけでなく、世界規模で選挙が実施されました。
米国でも大統領選挙が実施され、政権が交代することとなりました。
「日本への影響は?景気は、物価は?何がどう変わる?」
国内だけでなく、諸外国での変化にも波があり、世界はつながっているということを改めて思い起こさせてくれます。
見方を変えれば、変化はチャンス。当社にとっての資産である商品、人財、技術サービス、情報、そしてお客様。これらの変化に柔軟に、より良く対応できる戦略を立てていく。
変化に最適な体制づくりを目指して、精進いたします。
特殊効果演出のよくいただく質問
特殊効果演出の最中に異常事態が発生したらどうしますか?
当社が考える「危機管理対策」についてシリーズでお伝えします。
その3. リスク管理対策②アセスメントと防止対策
前号では、言葉の定義と、事故発生のメカニズムについてお伝えしましたが、リスク管理という意味では、事故や災害を未然に防ぐことが重要です。
そのためには、現場での危険や有害性を特定した上で対応する必要があり、これをリスクアセスメントと言います。
進め方としては、リスクの1)特定→2)見積り→3)対策の検討→4)対策の実施→5)記録化で、1)の特定のためには情報収集が重要となります。
出典:一般社団法人 日本特殊効果演出協会 認定講座 安全教育1
環境および物質における危険および有害性の分析・評価ができたところで、安全に作業を行うための災害防止対策を実施します。
具体的にはまず、作業環境の改善です。作業内容や設備、温度や音などの環境、作業者の健康状態など、作業環境に関わる各要素について情報を収集し、必要な対応を行うことで改善を実施、効果を確認します。
また、化学物質や光、音に対する安全対策として、必要に応じ、防塵マスクや保護メガネなどの安全衛生保護具を着用するなどの措置があります。
次回は、機材のリスク管理についてお伝えします。お楽しみに。
『SHOGUN 将軍』エミー賞受賞の裏側
日本の戦国時代を描いた海外ドラマ『SHOGUN 将軍』が、第76回エミー賞で本賞史上最多の18部門を受賞、大成功を収めました。
俳優の真田広之さんがプロデューサーを務めていることもあり、日本でも話題となりましたが、最多部門受賞の背景には、ドラマを裏で支える様々な効果を担当する多くのプロフェッショナルの活躍があったと言えます。
美しい映像と圧倒的な情景描写をバックに物語が展開する本作品は、作品賞、主演男優&女優賞を受賞。そのキーワードは、「authentic(オーセンティック)」一言なら「正統派」。
その結果、18部門のうち、視覚効果やスタント、音響、衣装、メイクなど、作品の制作を裏で支える役割での受賞が全体の7割近くを占めています。
なかでも、視覚効果の仕事は多岐にわたり、最先端の技術が駆使されています。
例えば、戦国武将の戦闘シーンでは、撮影時にいた人の数は120人。
ドローン撮影をした後、CGIキャラクターを生成、作品では1万人の軍勢が相まみえる迫力ある映像に仕上がっています。
視覚効果に携わったスタッフはクレジットされているだけでも266人。
一流の作品には、裏側を支える実に多くの人たちと技術が、その成功に寄与していることを伺い知ることができます。
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