2025年の計画、始動!
2025年2月1日
ニュースレター 2025年2月号(VOL.50)2025年の計画、始動!

着実に変革を起こす
代表取締役 小峰 聖
年初に年頭所感を発表し、今年の方針について動画にまとめました。
2025年は干支で表すと「乙巳(きのと・み)」という年回りで、曲がりくねりながらも前進する1年とのこと。
弊社においても、「手がけたことはやり遂げるべき1年」と捉えております。その一環として、2025年は本格的な人材教育を推進すべく、教育体系の構築にチャレンジしてまいります。
未来に向かうための教育。まずは伝えていくことが大切です。
関わる皆さまとともに成長したいという想いを込めて、共有いたします。

特殊効果演出のよくいただく質問
特殊効果演出の最中に異常事態が発生したらどうしますか?
当社が考える「危機管理対策」についてシリーズでお伝えします。
その5.リスク管理対策④安全のための点検と管理
特殊効果演出の現場では、様々な機材を使います。そこで、災害や事故を未然に防ぐ重要なリスク管理対策の一つが安全点検です。点検によって、災害や事故の発生を抑え、不安全な状態を改善することができます。いわば、わたしたちが定期健康診断を受けて健康をチェックするのと同じです。
安全点検のポイントは、「いつ、誰が、何を点検するのか」責任を明確にし、実施することですが、弊社での例を含めて、以下の3つが重要です。
- 1)いつ?
- 危険性や作業の状況に応じ、毎日、作業の直前、再開時、終了時に実施
- 2)誰が?
- 機材の構造やや機能、使い方を熟知している作業担当者が適任
- 3)何を?
- 点検対象の例として、A)モノ(機材、設備、電気、危険物など)、B)作業(手順や方法など)、
C)トラブル発生時の対処法、D)環境(温度、湿度、照明、換気、通路、床、階段)などがあります。
点検を効率よく確実に行う方法として、チェックシートがあります。チェックシートには、点検箇所、内容、方法と共に判断基準を設けることが重要で、状況の変化に応じ、チェックシートの内容も更新していきます。
リスク管理の視点から、安全性の高い機材選びをするという意識も重要ですね。

日本特殊効果演出協会では、特殊効果業に携わるすべての方の安全力を高める学習機会をご用意しています。
エンターテインメント界の進化と変革
その1.映画製作はまるっとAIで
今号より、エンターテインメント界での技術革新や進化を、シリーズでお伝えします。
映画界では「2025年はAI映画製作がトレンド」とのことです。
AI映画製作とは、映画製作のあらゆるプロセスにAIを活用することをいいます。
具体的には、「脚本制作」から「ムードボード(プレゼンテーション)作成」、「画像生成」、「映像生成」、「サウンドトラック作成」、「サウンドデザイン」、「ポストプロダクション」までのプロセスをAIを用いて創るということです。
たとえば脚本制作の場合、情報整理に万能のアプリと言われるNotionを使い、ストーリーボードや構成を作成し、ChatGPTやNotionのAIライティングアシスタントを使って脚本に仕上げていくことができます。
他のプロセスについても、その目的に適ったAIツールの開発と提供が進んでいます。
いかにAIを使いこなし、いかに質の高い映画製作を最適化するか。映画制作に携わる人々の関心と腕の見せどころも、変化を遂げていくことでしょう。

新しくなったアンケートにご参加ください!
自由な発想をシェア!あなたのユニークな回答をお寄せください。
Q:2025年となり、あなたの初○○は?
Q:今年、気になっていることを教えてください。
Q:本誌で取り上げて欲しい情報やトピックは?
質問は3つ。サクッとご協力いただけると嬉しいです。
アンケートはこちら↓↓
アンケートはこちら
ご回答は1/31(金)まで